業務トレーニング2日目メモ:プライスリスト

●プライスリスト

・定価…割引%を計算するために利用する

・標準価格…実際に取引に使われる価格。

・限度価格…最低金額。この金額より低いとエラーになるように設定する事ができる。

プライスリスト

・通貨…計算の基準となるプライスリストもしくは、製品マスタの購買タブの金額が外貨の場合あるので、そのような場合にはここで設定されている通貨に、通貨レートをもとに換算される。

 

・価格精度…計算された価格を丸めるための設定です。100円単位にまるめたり色々できます。

 

・販売プライスリスト…販売の場合はON。購買の場合はOFF.

・税込み価格…消費税込みの場合はON。税抜きの場合はOFF.

・実施価格限度…限度価格によりチェックをする場合にはON。しない場合にはOFF。

・割引スキーマ…価格の計算方法が定義されている。

・ベースプライスリスト…設定されていると、その設定されているベースプライスを、割引スキーマの計算式の基準価格になります。設定されていないと、製品マスタの購買タブに設定した金額を基準価格とします。

・定価ベース/標準価格ベース/限度価格ベース

⇒固定価格/定価/標準価格/限度(購買)価格の4つの価格が指定できる。ベースプライスリストが設定されていない場合は、製品マスタを基準価格とするので、その場合は定価と仕入価格の2つしかないのでその場合、例えば標準価格を設定しておいても定価が使われたりする。仕入価格を使いたい場合は限度(購買)価格を指定する。

 

・スキーマの計算順序

スキーマの詳細は複数選択できる。その場合はシーケンスの大きい順番に条件をチェックして行って、合致すればその条件が使われる。全部ヒットしなかった場合は、取引できない事になるので、いちばんゆるい条件(全部が当てはまるように、条件が空欄のもの)をシーケンスの一番小さい番号に定義しておくと良い。

利用するプライスリストのデフォルト設定

●取引先グループにプライスリストを設定する事ができます。

●取引先マスタの顧客タブ、仕入先タブにプライスリストを設定する事ができます。

割引スキーマ

●フラグパーセント[誤訳]⇒フラットパーセント[正]

製品に対して一律の割引を設定する。

取引先マスタ-顧客タブ
取引先マスタ-顧客タブ

取引先マスタの顧客タブには、割引スキーマと割引率を設定する事ができます。

この両方が設定されている場合は、プライスリストの取引先割引チェックのフラグにより、どちらの割引率を利用するのか決定します。ONの場合は、取引先マスタの割引率が適用され、OFFの場合は割引スキーマの割引率が適用されます。

●分岐

分岐により購入数量ベースで割引率を変更する事ができます。

複数設定されていう場合は、シーケンスが小さい順に条件合致が試されて、適用されるので、順番には注意する必要があります。